2015年1月24日土曜日

失敗しない中学受験

敵を知り己を知れば百戦危うからず。

 受験にもっとも大きな影響を与える要素をご存知ですか?それは本人が生まれながらに持っている二つの能力です。  第一にIQ、   第二に努力する力です。この努力する力は小学生の場合は「負けず嫌い」でがんばる場合が多いものです。高校生ぐらいになると将来の不安から根性でがんばります。
 IQが高かったり、がんばり屋の子は受験の強者で、むしろ競争の激しい集団塾で「負けるものか」とがんばった方が成績を上げる場合があります。
 しかしそのような恵まれた能力を持つ人は少数派です。競争では勝てない普通の子は丁寧に育ててくれる指導者が合否の鍵を握ります。篤農家が経験と知識や工夫ですばらしい作物を育てるのと同じように、良い指導者は多くの工夫で子供成績を大きく伸ばすことができます。
 自立学習指導会では独自の指導法を30年間模索し続けてきました。大手塾といわれるところは指導法が変わらないものですが、小さな個人塾の自立学習指導会では塾長の熱い思いで指導法が絶えず進化し、偏差値を20上げる指導が普通にできるようになりました。しかも前の塾で「あがらないよ」と判断された子ですら、転塾して大きく成績を伸ばします。

2015年1月21日水曜日

勉強合宿が Kくん を別人に変えた

昨日、高校受験の模試の結果が返却されました。
中学3年生のKくんから「結果はまだですか?」と
何度も催促されていたものです。
早速彼にその中身を見せ、表情を伺ってみると、嬉しいのかちょっと渋めの表情も
浮かべてなんだか微妙・・・
結果としては前回に比べて、3科の偏差値2アップ・5科で4アップで悪くはない。
彼に真意を聞いてみると「手応えが良くなかったのでほっとした」とのこと。


実は彼、入会当初はやる気の「や」の字も全く見えず、塾に来た週2時間言われたことを
するだけでそれ以外は勉強時間ゼロ!学校の提出物も一つも出したこともないくらい超
ルーズなダメダメ君(笑)だったのです。
性格はとっても素直で人の言うことは良く聞くのですが実行できない・・・
どうしたものか。

といつも三者面談で横にいる本人をよそにお母様と私と頭を抱えてあの手この手を練っては
Kくんに「できる?」「今度こそ頑張るんだよ!」と優しく叱咤激励をあげていました。

そして秋も深まりだんだんと涼しくなってきた頃、さすがにお母様も私もしびれを切らして
三者面談にてKくんに「毎日塾に来て頑張ろう!」「というより毎日来て10時半まで残って
やりなさい!」と半ば強引に説得をしてその後の様子を見ていました。

素直なKくんは言われたとおりに毎日塾に来ました。
言われたことをコツコツと進めました。
そして数週間後、
「週の半ばに休みを入れていいですか・・・?」
「あと、もう少し早く帰っていいですか・・・?」

「どうしたの?」

「きついです・・・」

確かに塾に来ている日以外勉強時間ゼロの彼にとって毎日4~5時間集中して勉強させるのは
酷な話だし、それでも週20時間以上は勉強時間は確保出来ているのだからとKくんのネガティブな提案を受け入れました。

それから1ヶ月が経ち、11月後半に毎年恒例の勉強合宿の開催に向けて生徒たちに告知を
行いました。そのとき青葉台教室の先輩の大学受験生がKくんに「参加してみたら?」「俺も前に参加したけど勉強に対する意識ががらっと変わるよ!」などと声を掛け、Kくんの事を心配してくれるのです。

「考えておきます・・・」とその場はお茶を濁していましたが、さすがに素直なKくん、参加しました。
たった1日半で24時間の超・長時間学習を経験し、数日経ったある日、

「やっぱ、毎日塾に来ていいですか?」
「それと、塾が終わる最後の時間まで残っていいですか?」

そうなんです!!
それからの2ヶ月の間、一日も休むことなく最後の時間まで黙々と勉強に取り組み、今や誰もが
認める頑張り屋さんになっています。

しかも、最近の彼のノートを見ると半年前のKくんとは全く別人のノートなんです!
見やすい!分かりやすい!工夫が見られる!
お手本のようなノートを誰に言われることもなく自分で作っているのですから
「本当に人って変われるものだな」と敬意さえ湧きました。

私には直接言わないのですが、昨日Kくんは青葉台教室の他の受験生に「高校に入ったら
毎月教室のMVPを狙ってやる!」と意気揚々に話していたそうです!

入試まであと少し。がんばれ♪

しかし、Kくんのゴールは入試ではなく、

今後のさらなる飛躍が楽しみです。

加藤

試験のコツ

受験が近くなりましたので試験を受けるコツを書いておきます。

試験とは決まっている時間内でなるべく良い点を取らなくてはいけません。

テスト問題に難易度があります。

A:易しい問題、
B:中ぐらいの問題、
C:難しい問題
と分かれます。

極端な考え方をすると、テストとは100点満点ではないと考えた方が良いと思います。
実質的には難しいC問題をのぞいたA,Bの問題でミス競争をしていると思った方が良いでしょう。

だからこのA,Bの問題でミスをしないことが最も大切です。
Cの難しい問題はA,Bの問題を解き終わってから半分でも解けばいいのです。

A,Bの問題はしっかり解かなくてはいけません。計算も余白にちょろちょろ書くような計算はいけません。たくさんスペースを使ってミスをしないことを心がける必要があります。

もう一つのテクニックは試験が始まったらすぐ、問題を読んで問題にA,B、Cをつけてしまうことです。そしてA問題からやり始めると気持ちも落ち着き、良い点が取れると思います。
もうすぐ入試です。
がんばってください!!

高瀬

2015年1月17日土曜日

入学試験で「頭が真っ白」にならないコツ

何年も努力してきた受験で頭が真っ白になっては今までの苦労が報われません。
その対処法をお伝えします。

頭が真っ白になる原因は脳が不安を感じて強く活動し興奮状態になります。これは誰しも当然にあることです。その不安を大脳の前頭葉が落ち着かせようと活動します。
それと同時に試験問題を解こうと脳は活動するため、大脳は二つの処理を同時にしなくてはなりません。
二つの活動をしていては受験で成功できません。試験問題を解くことだけに集中しなくてはなりません。

最も不安になるときがあります。それは試験の始まる直前です。試験が始まってしまえばそうでもないのです。一般的に言えば始まってしまえば急速に落ち着いてくるものなのです。

この時が大切です。この最初の時間に難しい問題に当らないようにしなくてはなりません。不安で脳が興奮している時に難しい問題に当ると、脳はさらに興奮して頭が真っ白になります。

だから試験の開始と同時にやさしい問題を探すのです。まず問題を読み、問題の難しさのランクを付けると良いでしょう。そして絶対解ける問題を10分程度やっていればすっかり落ち着いて試験に集中できるようになるでしょう。

高瀬

ブログをみんなで作りました。

今日の会議はブログつくりでした。