2015年2月26日木曜日

センター利用入試について

センター利用入試は大学・学部学科が指定したセンター試験の教科・科目を受験し、その成績によって入試の合否が決められる私立大学の入試のことです。

一般入試と異なり、センター試験で受験することになるため、一度の受験で複数の私立大学の入試を受験できます。
このことから、センター試験の標準の問題で合否を決めるのだから、一般入試より簡単で入りやすいと考える子がたくさんいます。

しかし、これは大間違いです!!

 
センター利用入試は難易度が高い試験です。
理由は募集人数が少ないこととセンター利用入試は「一般入試で受験しても合格するレベルの受験生が利用することが多い制度」だからです。
わかりやすく言うと、東大など、国立大受験メインの受験生が、滑り止め、押さえとして出願するために使うような入試制度です。
センター利用入試はセンター試験で合否が決まるので、国公立を第一志望にしている子が、浪人はしたくないから、滑り止めとして私立の大学をセンタ利用入試で合格するという受験生がほとんどです。よって、自分の第一志望の2ランク下の大学をセンター利用入試で受けるのが一般的です。
 
このことから、センター利用入試をメインとして勉強することは良くないですが、センター試験は傾向があり対策がしやすいことと受験科目が様々なので、一発逆転の可能性はあります。
 

今回、奇跡を起こしたI君はこのセンター利用入試で明治大学や青山学院大学を合格したことは本当に素晴らしいです!!

この合格は、先生と何度も相談して受験科目や倍率など様々なことを考え対策をした結果でもあります。
最終的にI君は慶應大学に一般入試で合格していますが、これまでのことからも分かるようにセンター利用入試で明治や青山を受かる受験生のほとんどはトップクラスの国公立の受験生達です。
 
I君、おめでとう!!
 
次回は全学部入試について書きます。

垣内

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